『血圧下げた、減塩のコツ』この1年間の食生活とは?

 

 

あまりにも好き勝手な食生活を送ったために、とうとう血圧が上がってしまいました。血圧を正常値に下げるために、実践してきた1年間の減塩、薄味の食生活を紹介します。血圧を正常値に下げることに成功した体験記みたいなものです。

・なぜ、減塩の食事をするようになったのか

それはズバリ、血圧が高くなったからです。

 

薬を飲むくらいにひどくなったら、これから死ぬまで飲み続けることになりそうなので、

 

とにかく薬を飲む人生にしたくないと思ったからです。

・1日の塩分摂取量とは一体いくら?

厚生労働省が調べた日本人の1日あたりの塩分摂取量は平均

男性 11.1g

女性  9.4g

厚生労働省が目標値とする1日あたりの塩分摂取量

男性 8g

女性 7g

高血圧学会の推奨する1日あたりの塩分摂取量

6g未満

WHO世界保健機関が目標とする1日あたりの塩分摂取量

5g未満

 

 

日本人の1日あたりの塩分摂取量は、実際の数値と目標値との差があり、

日本人の食生活が、まだまだ味付けの濃い食生活になっている気がします。

・外食を、ほとんどしなくなった

外食すると、しっかりした味付けが美味しさの秘訣なので、結局塩分が多めになりやすいですね。だから、外食はたまにしか行かないことにしました。 全く外食しないという人生も寂しいですからね。

・血圧の薬を飲まないようにするという決意をする

大げさな言い方ですけど、薬を飲み始めると、次から次へと薬の種類が増えていくという人生になりかねないので、

血圧が、ちょっと高いという段階で、減塩、薄味食生活に切り替えることに 決めました。

・減塩のコツ・・・この1年実践してきたこと

最初の1週間は、薄味過ぎて慣れるのに大変です。慣れてくると素材そのものの味が、だんだんわかるようになり、慣れてくるものです。

また、最初の1、2ヶ月は、血圧を毎日測ることも大事だと思います。

ちょっと高いと、もう少し塩分を少なくしようとなり、モチベーションを保つことになります。

 

ラーメンのスープはなるべく残す

スープこそラーメンの命だと思い、スープを飲み干していたけどやめました。

だから、もったいないので、この1年、ラーメン屋さんには行っていません。

インスタントカップラーメンのスープも飲み干しません。

 

インスタント焼きそばは、買わない、食べない

これはズバリ、1個食べただけで、1日の塩分摂取量を超えてしまうから。

 

1ヶ月に1度の外食は、自分に対する最高のご褒美

久しぶりに行く外食は、一層美味しさが増して感じます。

でも、体は、あっさり味の食事が1番いいなと思うようになっているのは、不思議なことです。

 

サラダに使うドレッシングは意外と美味しい、これ!

ズバリ、お酢です。お酢と言っても甘く加工された甘酢です。 この甘酢でキャベツ、レタス、大根などのサラダを、美味しく食べることができます。お刺身だって美味しくいけます。万能調味料です。

 

回転すしの握りは、醤油なしでも美味しかった

マグロの握りを、醤油なしで食べてみた。わさびはつけます。意外と食べれるものです。

また、イクラみたいに醤油漬けになって少し味のあるものは、2、3粒、マグロの握りの上に乗せてもいけます。 他の握りも同じようにできました。

このように、味が濃いめの握りと、味が薄めの握りを組み合わせることによって、醤油なしの握りを容易に美味しく食べることができます。これだけでも塩分量をだいぶ抑えられると思います。

 

納豆のタレは、備え付けの半分以下

納豆のタレは、半分以下にします。

佃煮昆布などがあると、それだけを納豆に混ぜても美味しくいただけます。

納豆を食べるときは、ご飯に載せないほうがいいです。ご飯に載せると、タレを多めにかけたくなるものです。

納豆だけで食べると、薄味でも美味しく食べれるし、口の周りに納豆のベタベタがつかないのも理由の一つです。

 

味の濃い佃煮などで薄味のおかずなどを食べる

お煮しめなどをいただく時に、薄味過ぎてちょっと微妙と思った時に、豚味噌を大根とかこんにゃくなどにつけて食べると、とても美味しいです。

つけ過ぎは良くないので、少しづつ付け足すといいですね。それで 塩分量を抑えることにつながります。

 

ご飯のおかずになるような味の濃いものは、ご飯のおかずにしない

ふりかけ、豚味噌、佃煮、お漬物などを、そのままご飯のお友には、しなくなりました。

これはズバリ、野菜とか、魚とか、肉とか、料理をたくさん食べるためです。

ご飯だけたくさん食べて、お腹いっぱいになるのを 防ぐためです。

 

キムチと組み合わせるとなんでも食べれる

キムチは、発酵食品で栄養価値が高いので適度に食べますが、味が濃いので薄味の料理とともに食べます。

 

ご飯や食パンは、最後の方で食べると食べすぎない

これは自然の道理で、おかずなどが薄味だとご飯のお友にはならないので、おかず類を味の濃い料理と、味を感じにくい料理をうまく取り混ぜながら食べていきます。

また、よく噛んで味わいながら食べていくので、 それだけでお腹いっぱいになっていきます。だから、ご飯の量が少なくなります。食パンは、おかずがそれほどいらないので、自然と食べる機会が多くなりました。

 

食事の最後の最後に、甘いデザートを少し

食事の最後は、やはりデザートが最高です。頭の中が癒されて満足感が得られます。ちょっとのデザートでもOKです。

・まとめ

このように減塩、薄味食生活になるための工夫、コツなどを楽しみながら実践してきましたが、いちばんの収穫はもちろん、血圧の上昇を抑えて正常値にしたことですが、と同時に味覚がとても研ぎ澄まされてきた感じ がすることです。

ちょっとした味の変化も感じ取れるようになりました。微妙な素材の味も感じ取れるようになりました。

将来、血圧の薬を飲まないようにするため、楽しい人生を送るため、少しの工夫で薬いらずの人生を少しでも長く生きていきたいですね。

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